在宅医療では、CT検査・MRI検査・内視鏡検査・脳波検査など大がかりな機器が必要な検査、手術室でするような大がかりな手術はできません。
しかし、在宅医療でも医療機関と同じようにできる検査・医療処置も数多くあります。
のどに穴を開けて挿入するチューブで、患者さんの呼吸を助けたり、痰を吸引しやすくなります。
口から食事ができない患者さんの腹部に小さな穴を開け、そこから胃に栄養を送り込むチューブです。
超音波を用いて体内を調べる検査です。医療機関にあるような大きな機械ではなく、手のひらサイズの機械です。心不全、胸水、腹水、尿閉、便秘の診断に役立ちます。
末期がん、心不全、呼吸不全で耐えがたい痛み・きつさがあるときに、適正量の鎮痛薬や鎮静薬を使用して症状緩和するための機械です。間欠投与(ボタンを押したときだけ薬剤が投与される設定)と持続投与(常に少量の薬剤が投与される設定)があります。
心臓からの電気信号を波形にして読み取る検査です。医療機関にあるような大きな機械ではなく、簡単に持ち運びできるサイズの機械です。不整脈、心筋梗塞の診断に役立ちます。
在宅医療では、訪問看護が最前線に立ち、多職種がひとつのチームになって患者さんやご家族をサポートします。
当院も、このチームの一員です。
点滴 1日に複数回の診療 訪問薬剤 訪問歯科 在宅酸素 |
訪問リハビリテーション 訪問入浴 訪問介護 福祉用具 訪問理美容 |